木のおもちゃのお手入れ方法とは?メンテナンスの注意点も解説

肌触りや香りが魅力である木のおもちゃですが、お手入れ方法に困った経験を持つ方も多いのではないでしょうか。木のおもちゃは、プラスチックや布のおもちゃに比べるとデリケートであるため、注意が必要です。今回は、お手入れ方法や注意点について紹介します。
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日常での木のおもちゃのお手入れ方法
まずは、日常での木のおもちゃのお手入れ方法をご紹介します。おもちゃを清潔に保つためにも、こまめにお手入れを行いましょう。
乾拭き掃除
まずは、柔らかい布を用意して、乾拭き掃除を行います。軽い手垢やほこり程度の汚れであれば、十分に取り除くことが可能です。
濡らした布で拭き掃除
乾拭き掃除だけでは汚れが落ちないという場合には、濡らした布を利用します。しっかりと絞った上で、余分な水分がおもちゃに残らないように素早く拭きあげてください。また、拭き終わった後には、風通しの良い場所でしっかりと自然乾燥を行いましょう。
長持ちさせるためのお手入れ方法
より長持ちさせるためには、定期的にしっかりとメンテナンスを行うのがおすすめです。ここでは、その方法について解説します。
用意するもの
まずは、以下の道具を用意してください。
- メンテナンスオイル
- 自然素材用洗剤
- 紙やすり
- 柔らかい布
メンテナンスオイルは、亜麻仁油やミツロウなどを利用してください。
お手入れの頻度
お手入れは、季節の変わり目がおすすめです。気温や湿度の変化で、木のおもちゃが影響を受けやすいからです。シーズンが変わるごとに一度メンテナンスを行うと良いでしょう。
手順
まずは、紙やすりを使って汚れが目立つ箇所を優しくこすります。次に、自然素材用洗剤を薄めた水を使って布で拭き上げます。その後、洗剤の成分をおもちゃから取り除くために、水を含んだ布でさらに拭き取ってください。
しっかりと日陰で乾燥させたら、乾いた布を使ってメンテナンスオイルを全体に塗布します。塗りすぎに注意しながら、むらなく全体に薄く伸ばすのがポイントです。
汚れに合わせた対処方法
次に、汚れや傷の種類に合わせた対処方法を解説します。適切な対処をすることで、長期的に利用しやすくなります。
隙間にほこりが入ってしまった場合
木のおもちゃの隙間にほこりがたまっている場合には、爪楊枝を使って汚れをかき出してください。使用済みの歯ブラシを利用するのもおすすめです。
ささくれが発生した場合
万が一ささくれが発生してしまった場合には、子どもの手に刺さったり、怪我をしたりするのを防ぐため、早急な対処が必要です。紙やすりを使って、ささくれを削り取ってください。小さなものであれば、180番手を利用し、大きなものであれば120番手を利用してから180番手を使って仕上げるのが良いでしょう。
木のおもちゃをお手入れするときの注意点
木のおもちゃをお手入れするときには、以下の点に注意してください。適切に扱わないと、カビや変色の原因となります。
水分に注意する
木のおもちゃの大敵は水分です。水分が残っていると、カビや雑菌の繁殖につながります。お手入れのあとは、しっかりと乾燥させてから収納してください。
アルコール除菌に注意する
子どもが触ったり、口に入れたりすることもある木のおもちゃですが、アルコール除菌には注意が必要です。特殊な仕様でない限りは、アルコール除菌に対応していないものがほとんどです。取り扱い説明書を事前にチェックし、アルコール除菌対応商品であるかを確認してください。
適切なお手入れで木のおもちゃを長持ちさせよう
今回は、木のおもちゃの適切なお手入れ方法についてご紹介しました。木のおもちゃは、こまめにお手入れをすることで、清潔に利用できるだけでなく、長持ちさせることが可能です。汚れの具合に合わせて、オイルや専用洗剤、紙やすりを使ってお手入れを行いましょう。