手先を器用にする遊び!子どもの発育を促す遊びのアイデアを紹介

手先を器用にする遊びは、子どもの発達にさまざまなメリットをもたらします。今回の記事では、メリットについて詳しくお伝えすると同時に、年齢に合わせた遊びのアイデアをご紹介します。知育の一環として、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。
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手先を器用にする遊びがもたらすメリット
手先の器用さを巧緻性といいます。手先の神経は、脳と密接につながっており、子どもの発達に大きな影響を与えるといわれていることから、近年その重要性に注目が集まっています。ここでは、手先を器用にする遊びのメリットを見ていきましょう。
創造力を鍛えられる
手先を器用に動かすことは、創造性を鍛えることにつながります。手先で自由に創造することで、脳が刺激されてクリエイティブな考え方ができるようになります。
集中力を高められる
手先を器用にする遊びは、集中力を高めることにもつながります。手先を動かす楽しい遊びであれば、熱中して取り組めるでしょう。しかし、子どもが集中できる時間は大人に比べて短いため、子どもが集中している間は声かけなどを控え、温かく見守ってあげることが大切です。
スポーツやダンスが得意になる
手先を器用にする遊びは、皮膚感覚や運動感覚も育てます。そのため、スポーツなどにおいて、体を思い通りに動かしやすくなります。
論理的思考を育める
手先を器用にする遊びは、子どもに手順を考えさせるようなものも少なくありません。複雑な物事を整理して正解まで導く遊びを行うことで、論理的思考力を育めます。
年齢に合わせた手先を器用にする遊び
ここでは、年齢に合わせた手先を器用にする遊びについてご紹介します。適した遊びを行わせることで、巧緻性を効果的に高めやすくなります。
0歳〜1歳
0歳〜1歳の子どもには、握ると音が出るおもちゃ、手で動かすと音が鳴るようなおもちゃで遊ばせましょう。手の動きに合わせて、音や光などが変わるものであれば、聴覚や視覚が同時に刺激され、脳の発達を手助けします。
2歳〜3歳
2歳〜3歳になると、手先をより思い通りに動かせるようになります。積み木や粘土、パズル、折り紙などを使って色々なゲームが楽しめるようになります。手先を器用にする知育玩具も多く販売されているので、ぜひ積極的に取り入れてみましょう。
4歳〜6歳
4歳〜6歳は集中力アップに適した時期です。積み木やパズルなど、より複雑な遊びに挑戦できるようになります。目標を設定して、最後までやり遂げる過程を繰り返すことで、自信にもつながるでしょう。
手先を器用にする遊びのアイデア
ここでは、手先を器用にする遊びのアイデアをご紹介します。子どもの年齢や能力に合わせて、アレンジしながら取り入れてみてください。
積み木遊び
積み木遊びは、手先を器用にする遊びの定番です。木の滑らかな触り心地や香りを楽しめるため、手にとって遊ぶだけで五感を使って楽しめるでしょう。また、積み木を並べたり、高く積み上げたりという単純な遊びから、形や色を揃えるなどの複雑な遊びも楽しめます。
新聞紙遊び
不要になった新聞紙を使えば、手先を使ったさまざまな遊びができます。折って帽子を作ったり、丸めてボールを作ったりなどの遊びがおすすめです。また、ちぎる・こするなどの動作を行うと紙特有の音が出て、聴覚を刺激します。
また、新聞紙は子どもの背丈と同じくらい大きいため、よりダイナミックに遊べるのも魅力といえるでしょう。
シール貼り
シール貼りでは、紙と手先の距離感を学ぶことができます。シールを手に取り適切な場所に貼る動作は、大人にとっては単純なものでも、子どもにとっては複雑な動作です。カラフルなシールを集めて、色彩感覚や創造性を刺激しましょう。
手先を器用にする遊びを取り入れよう
今回は、手先を器用にする遊びのメリットやアイデアを詳しくご紹介しました。手先を器用にする遊びは、子どもの創造力や集中力などを高めるメリットがあります。積み木遊びや新聞紙遊びなど、年齢や能力にあった遊びを取り入れてみましょう。