知育につながる親子の共同作業!取り組み方や具体例を解説

知育に取り組みたい方は、ぜひ親子での共同作業を取り入れるのがおすすめです。共同作業には、子どもの成長を促すメリットが期待できるだけでなく、親子の絆を深める側面もあります。今回は、共同作業を行うメリットや、取り組み方、アイデアについて解説します。
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親子での共同作業を行うメリット
親子での共同作業を行うメリットとしては、以下の2つがあげられます。
- 親子関係が深められる
- 子どもの社会性を育められる
それぞれを解説します。
親子関係が深められる
親子で共同作業を行うことで、親子の関係を深めることにつながります。普段は日常に追われて、子どもとの時間を作るのが難しい方も、共同作業に取り組むことで親子の関係を深められるでしょう。
子どもの社会性を高められる
共同作業を行うため、コミュニケーション能力を鍛えることが可能です。自己主張を行う、他者の意見に耳をかたむけるなど、他者との関わりを学べます。また、自分一人では達成できないような課題が多いため、人と協力する力、他者との連携能力、リーダーシップなどの社会性を高められるでしょう。
共同作業の取り組み方
共同作業に取り組む場合は、下記の手順で進めましょう。
- 目標を設定する
- 役割を分担する
- フィードバックを行う
目標を設定する
まずは、親子で共同作業を行うにあたって、目標を一緒に設定してください。やりきったという達成感を味わうためにも、最初の時点で明確な目標を共有しておくことが大切です。
役割を分担する
実際に作業に取り組む上で、役割分担を行いましょう。子どもが責任感を持って作業に集中して取り組めるようになります。また、担当箇所を明らかにすることで、子ども自身の自己肯定感を高めることにもつながります。
フィードバックを行う
共同作業を行う間や終わった後には、十分にフィードバックを行います。「頑張ったね」などの一般的なものではなく、具体的に行うのがポイントです。具体的に褒めることで、子どもの自己肯定感をさらに高めることにつながります。
親子で行う共同作業のアイデア
親子で行う共同作業のアイデアは以下のとおりです。
- 料理にチャレンジする
- ワークショップに参加する
- 農業体験を行う
- キャンプに行く
料理にチャレンジする
料理では、子どもの五感を刺激し、手先を動かす力を高めることができます。材料を計測したり、時間を管理したりなど、数字的な要素を学べる点もポイントです。
パン教室やケーキ作り体験など、子どもの年齢や興味に合わせてコースを選んでみましょう。作った料理を一緒に味わうことで、達成感や充実感も得やすいです。
ワークショップに参加する
工作教室などの、モノづくり系ワークショップに参加するのもおすすめです。創造性を育み、一緒に作品を作り上げる喜びを共有できるのが魅力となっています。季節のイベントに合わせた工作や、木育の一環で行われている木材を使った工作などがおすすめです。
農業体験を行う
食育や自然とのふれあいを経験できるのが農業体験です。小さな子どもであれば、芋掘りやフルーツ狩りなどがおすすめです。また、小学生の子どもであれば、稲刈りなども楽しめるでしょう。普段スーパーに並んでいる農作物がどのようにして育てられているのかを学ぶ、絶好の機会になります。
キャンプに行く
キャンプは、自立心を育てるのにぴったりです。食事を準備したり、テントを設営したりとさまざまな活動を複合的に経験できます。大人が手を出しすぎないように注意しつつ、子どもの安全管理を十分に徹底してください。
親子で行う共同作業が子どもを育てる
今回は、親子で行う共同作業について詳しく解説しました。子どもとの共同活動を行うことで、子どもの自己肯定感や、社会性を高めることにつながります。子どもの年齢や興味に合わせて、楽しく共同作業に取り組んでみましょう。